“MY MEMORIABLE TRIP” – 記憶に残る旅 – Cyprus / Larnaka

2021年12月20日

フリーダイバーのHANAKOです!

ここ最近の私のフライトパートナーはいつもこの子です。【 DRY TANK 33L D2 (ドライタンクD2)


どうしても荷物が多くなる海外遠征、持ち込み荷物重量制限は7kg-10kgまでのことが多いですが、大体いつもこのタンクにギリギリまでガッツリ詰め込んでぴったり制限内の大きさ♡

そしてパスポートやお財布、チケット、スマホ、などすぐに取り出す小物たち用サブバックは、【 MOON (ムーン) 】を愛用。


これ、とても小さくてスタイリッシュなのですが、見た目以上に長さも深さもたっぷりあるので、大抵の必需品がここに収まります。
大体この2アイテムスタイルで、どこへ飛ぶのも快適な準備ができます。

成田からドーハまで11時間、乗り継ぎで5時間、ドーハから乗り継いで約4時間、


ほぼ丸2日を費やす今回の旅先は、、キプロスの海!

毎年秋シーズンに回行われている国際大会、【 Freedom Depth Games 】に出場するため、キプロスのラルナカという地方にトレーニング期間も含めて3週間ほど滞在してきました。
真夏を終えたこの時期のキプロスは、暑すぎることなく陸でも海でもとても快適な気候です。
キプロスブルーと言われるほどの真っ青な海はいつも太陽のレーンが注ぎ込んでいて、吸い込まれそうになります。特にコンディションの良い日は、水面は鏡のようになって、流れもほとんどなく本当に静か。ここはまさにフリーダイビングトレーニングにはベストな環境が揃っていました。

ステイしていた家から、ボートがでる港までは歩いても5分ちょっとくらい。だけど潜る前はできるだけ疲れたくないので、2分弱のチャリ通スタイル。笑

さっきまでトラベルバックだった【 DRY TANK 33L D2 (ドライタンクD2) 】は、滞在中はデイリー通勤バックとして、また欠かせない相棒になります。
器材、おやつ、水筒、上着などトレーニングに必要な全てのスタッフを収めてくれ、もちろんウォータープルーフなので、ボート移動中の水しぶきからも完璧ガード。だから毎日潮まみれになるんだけど、シャワーで丸ごと洗い流せるので、とってもタフに気兼ねなく使えるし、メンテナンスも楽ちん♪


水陸両性の私たちにまさにぴったりのアイテムで、フリーダイバーたちにも愛用者が多いこのタンクシリーズ。一緒に出場していた日本代表選手の尾関選手の愛用は、私のよりひとまわり大きい40リットルサイズでした!【DRY TANK 40L D2(ドライタンクD2)】小さいフィンも入りますね!

さて、今回の大会では、普段はあまり出場しない違う種目にチャレンジしようと決めていました。(モノフィン、バイフィン、ノーフィン、フリーイマージョン と、4種目から好きな種目に出場できる。)

今までは苦手意識からあまり取り組んでこなかった種目の慣れない身体の使い方や、普段より格段にハードな種目に、フィジカルの至らなさを痛感しましたが、コンスタントノーフィン (フィンを履かないで潜り、深度を競う)では、自己ベストとなる53mを更新することができました。


コンスタントウエイトバイフィン(2枚のフィンを履き、潜る深度を競う)では、3回の挑戦で徐々に深度を伸ばすことができ、競技最終日には、83mのダイブを成功させ、新日本記録であり新アジア記録を獲得することができました!

そして、嬉しいことに、この記録は種目別の優勝となりました!様々な国の情勢はあれど、アジア、ヨーロッパ、南米、からいろんな思いでそれでも集まった最高のフリーダイバーたちと過ごす時間の日々は、トレーニングといえど、いつも本当に幸せに満たされる旅になります。今年の大会遠征はこれで終わりですが、また来年、さらに幸せな旅ができるように、冬の間は日本でのトレーニングも頑張っていきたいと思います。
いつも応援くださる皆さん、ありがとうございます!

著:HANAKO Freediver

日本代表フリーダイバー選手。2017年国際大会にて、世界女子史上2人目に100mを超える深度潜水を樹立。
2018年には-106mへの潜水を成功させ、当時の世界記録を樹立した。現在も新たな世界記録獲得を目標に、
競技選手として活動する。フリーダイビングインストラクター、水中モデルも務める。

Official Website: https://www.hanakofreediving.com
IG: https://www.instagram.com/hanakofreediving/?hl=ja